ライツラインが民事再生法の適用を申請して保全命令
液晶用バックライトメーカー「ライツライン」(鳥取市北村、遠藤司代表、従業員約240人)が、市況悪化から経営に行き詰まり、親会社の「日本ライツ」とともに東京地裁に民事再生法の適用を申請して保全命令を受けていたことが24日分かった。負債総額はライツラインが約23億8900万円、日本ライツが112億8700万円という。どちらも当面は事業を継続する。
>>債務・借金に関するブログランキング参加中 信用調査会社、帝国データバンク鳥取支店によると、両社は20日に申請した。日本ライツは67年設立。LEDバックライトなどの開発製造のトップメーカーで、技術力とノウハウに高い評価を得ていた。05年9月期には年商約310億円を計上したが、07年末からの半導体不況で08年9月期は年商が約235億円に減少。加えて08年秋以降の世界的な経済危機で納入先の各メーカーが生産調整を進めたことから受注が急速に落ち込んでいた。市況に展望が開けず、自主再建を断念した。
ライツラインは日本ライツの100%子会社。95年に鳥取工場として発足し、97年に分社化された。09年3月期には年商が約94億円あった。【大川泰弘】
11月25日朝刊
ライツライン:再生法申請 負債総額は23億8900万円 事業は当面継続 /鳥取(Yahoo!ニュースより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000182-mailo-l31
2009.11.27 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 民事再生法