茶月、春陽堂の従業員らが破産手続き開始を申し立て、保全命令
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ京都支店によると、持ち帰りずしチェーンの「春陽堂」(京都府京都市南区吉祥院清水町2、代表岡田正陽氏、従業員1名)と系列の「茶月」(同所、同代表、従業員70名)の従業員らが京都地裁に破産手続き開始を申し立て、両社は15日、地裁から保全命令を受けた。
>>債務・借金に関するブログランキング参加中春陽堂は1946年7月創業、50年1月に法人改組。主力事業は寿司小売店「茶月」。、2004年、2005年に経営合理化し、収益改善を目的に店舗形態別、事業形態別などに会社分割を実施し、主に宅配寿司「茶月」を運営することに。
茶月は2009年9月期に約115億円の売上高があったが、競合他社との競争激化などで、2年後には約75億円に急落。赤字傾向に陥り、不採算店舗を閉鎖するなどしてきたが、従業員らの給料支払いにも支障が出ていたという。
茶月のホームページなどによると、京都、大阪、滋賀などに約80店舗あるが、大半の茶月が営業停止。グループが宅配ずし以外に展開するカレーショップやラーメン店も休業状態という。なお、昨年秋に東日本の店舗を小僧寿しグループに譲渡している店舗については今までどおり営業しておりますとのこと。
負債総額は春陽堂が昨年3月時点で約49億円、茶月が一昨年9月時点で約28億円。
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2013.01.18 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 自己破産