静内ウエリントンホテルが自己破産申請へ
新ひだか町静内吉野町3の静内ウエリントンホテルを経営する桜舞観光株式会社(資本金7803万5千円、船越秀夫社長)は、3日にホテル事業を停止し、事後処理を代理人弁護士に一任した。今週前半に自己破産の申請を行う見込みで、負債総額は約3億5千万円。
>>債務・借金に関するブログランキング参加中 帝国データバンク苫小牧支店によると、同社は静内ウエリントンホテルの経営を目的に、地元商業関係者を中心に平成16年1月に設立。
これより以前の昭和62年10月に開業し、その後経営が悪化していた同ホテルを約4億8500万円で買収し、これまで経営してきた。
平成20年1月期には約3億3千万円の売り上げがあったが、その後売り上げが落ち込み、24年1月期決算の売り上げは約2億500万円まで低下。減収が続く中、金融債務が重荷になり、業績が回復しないまま資金調達が限界に来ていた。
同社代理人の清水彰弁護士(札幌市)は「業績が悪化し、毎年の赤字が膨らみ、資金繰りに詰まった。今週の早い時期に自己破産の申し立てを行う」と話している。
同弁護士や関係者によると、3日午前に船越社長から従業員22人(社員16人、パート6人)に対し、同日付で「全員解雇」の話があったという。
経営破たんの知らせは従業員には突然のことで、3、4日は残務整理で残った数人の社員が宿泊予約客などへの営業停止の連絡に追われた。また、5月までに4件の結婚式の予約が入っており、3月以降、同ホテルに予約していた宴会や会議など、今後大きな影響が出そうな気配だ。
船越社長は「皆さんに大変迷惑をかけ申し訳ない。今後のことは代理人の弁護士に一任している」と話した。
事業停止、自己破産申請 静内ウエリントンホテル【新ひだか】(北海道ニュースリンクより)
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2013.03.08 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 自己破産