利根ゴルフ倶楽部が破産手続き開始決定
(株)利根ゴルフ倶楽部(TDB企業コード:986047886、資本金3200万円、中央区日本橋本町1-8-12、登記面=茨城県稲敷市伊佐部1450、代表大矢宏氏)は、7月5日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
>>債務・借金に関するブログランキング参加中 破産管財人は田口和幸弁護士(中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)。債権届け出期間は8月9日までで、財産状況報告集会期日は10月22日午前11時。
当社は、1973年(昭和48年)4月にゴルフ場経営を目的に(株)東利根カントリー倶楽部の商号で設立された。その後、オーナーの変更を経て、85年7月に現商号に変更。88年9月に茨城県稲敷郡(当時)に「利根ゴルフ倶楽部」(現・「霞南ゴルフ倶楽部」、18ホール、パー72)をオープンしていた。首都圏からのアクセスの良さに加え、霞ヶ浦の南に位置し、温暖な気候風土にも恵まれ、本格的なトーナメントコースとして過去にはUSLPGAトーナメントが開催されるなど定評のあるコースで、会員数約950名を確保していた。
しかし、近年は景気低迷の影響で業界環境が悪化するなか、預託金の返還請求もあり、経営が低迷していた。このため、99年3月には運営体質の転換を目的とし、別会社にゴルフ場の運営を委託する形態に移行。また、預託金の償還問題に関しても償還期間の延長を行っていた。こうしたなか、債権回収の見込みが立たないことから、金融債権者が2013年4月4日に東京地裁へ破産を申し立てていた。
なお、申し立てを行った債権者が有する債権は、保証債務や延滞損害金などを含め約75億円だが、当社の負債額は、このほかに預託金などが加わるためさらに膨らむもよう。
また、ゴルフ場は、合同会社霞ヶ浦南(茨城県稲敷市)が運営しており、現在も営業を継続している。
「霞南ゴルフ倶楽部」の経営会社 倒産(Yahoo!ニュースより)
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2013.07.10 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 自己破産