日田木材流通センター 取引相手の自己破産に伴い約3500万円が焦げ付き
◇独断で手形延期など
日田市の原木市場のなかでも老舗の日田木材協同組合(武内光太理事長、組合員61人)の販売部門の日田木材流通センターで、取引相手の自己破産に伴い販売代金約3500万円が焦げ付いた。理事や組合員から「業績悪化を知りながら独断で2回の手形ジャンプ(決済日変更)に応じ、一部製材所に不明朗な出荷を続けさせた」などと、同組合理事長を兼任する武内・センター理事長ら執行部の責任追及や損害賠償を求める動きが広がっている。来週半ば、全体説明会が開かれる予定。【楢原義則】
木協と流通センターは、武内理事長ら理事の兼任が多く、経営はほぼ一体化している。9月30日にあった臨時役員会の資料などによると、武内理事長は3月10日、取引先の木材問屋(東京)の要請を受け独断で手形(1463万円)のジャンプに応じ、5月11日にも独断で手形(1406万円)をジャンプした。
6月には、この相手を含む10社を対象に取引信用保険(保険金総額4770万円、保険料80万円)に加入。この後、取引相手に理事長も直接出向き、現金決済分406万円を手形で受け取った。
ある理事は「ジャンプも2回目だと、信用力は著しく低下する。だが一連の動きは相談も報告もなく異常な情報隠し。背任の疑いすらある」と批判。
また、執行部は6月2日、販売担当に「月額500万円以内の取引に抑えよ」との指示を出したが、6月は武内理事長経営の製材所を含め4事業所で計913万円、7月は826万円の出荷を容認。別の理事は「センターが翌月決済する仕組みで、4事業所は損をしない。組合員が販売不振の中、立場を利用し道義責任は免れない」と非難している。
取引相手は8月27日に自己破産。約3500万円の損害だったがうち800万円は保険から補償された。
武内理事長は「認識や危機管理に甘さがあり深く反省、責任を感じる。判断ミスがあったが、その時々の事情があり、自分の名誉にかけても不正は絶対にない」と批判派の疑問を否定する。
日田木材流通センター:取引相手破産で損害3500万円、理事長ら責任追及へ /大分(Yahoo!ニュースより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000295-mailo-l44
2008.10.07 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 自己破産

