来週にも破産手続きを申請見込みのひた青果水産の西常一郎社長ら2人逮捕
今年2月に発覚した中国産タケノコの偽装事件で、不正競争防止法違反容疑で、日田市友田の「ひた青果水産」の西常一郎社長ら2人が1日、逮捕された。同社は来週にも破産手続きを申請する見込みで、同社の土地や施設は破産管財人の手に委ねられる。地方卸売市場を存続させるために、同社の元従業員は新会社「日田中央青果水産」(末次和久社長)を立ち上げ、競りを続けているが、運営資金は乏しく“市民の台所”である市内唯一の市場の先行きは不透明だ。
>>債務・借金に関するブログランキング参加中 日田中央青果水産は、解雇されたひた青果水産の従業員のうち、14人の有志が4月中旬に設立。同社から建物を借り受ける形で、競りを実施し市場を運営している。6月の農産品と魚介類の取引量は前年同期比約95%と、以前とほぼ同規模を維持。5月には、県から卸売り業の認可を受け、法的にも引き継ぐ準備を進めている。
「市場は、生産者と、小売店や消費者をつなぐ場所」と末次社長(50)。市内の病院や学校給食で使われる野菜は、約7割が同市場を経由しており、同市のスーパーの男性店長(48)は「市場がなくなれば、福岡県久留米市などに通わなければならなくなる。個人経営の店なら不可能だろう」と懸念を示す。
一方、市場として使用している土地と施設は、破産手続きに入れば、第三者に所有権が移る可能性があり、市場運営を継続できるかは新たな所有者次第。「破産管財人は、市場が持つ公共性よりも債務の返済を優先する」(市内の弁護士)との見方もあり、設立間もない日田中央青果水産にとっては、正念場となりそうだ。
末次社長は「市民の台所を守るためにも、新たな所有者から建物を借りる形でなんとか運営を続けたい。市にも協力を要請したい」としている。
=2009/07/02付 西日本新聞朝刊=
ひた青果社長逮捕 「市民の台所守る」 元従業員有志 設立の新会社 資金難、運営厳しく(Yahoo!ニュースより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000004-nnp-l44
2009.07.03 | 自己破産と民事再生情報のランキング | Comments(0) | Trackback(0) | 自己破産

